CASE STUDY
導入事例

株式会社KDDIテクノロジー

数多の開発プロジェクトに検証エンジニアを柔軟かつ安定的に供給
KDDIグループが扱うサービスの品質向上に貢献し
従来の第三者検証を超えた新領域へのチャレンジをサポート

お話を伺った方

株式会社KDDIテクノロジー
開発5部 エキスパート

森田 雅俊 様

株式会社KDDIテクノロジー 開発5部 エキスパート 森田 雅俊 様

(組織・ご担当者情報は取材当時のものです)

概要

KDDIテクノロジー様は、スマートフォン/デバイス向けシステムからAIなどの最先端技術を駆使した新しい製品・サービスの開発まで幅広い領域で開発事業を展開しており、開発5部ではそれら製品・サービスの検証を通して品質向上を推進しています。
トーテックアメニティおよびブール・ジャパンでは、KDDIテクノロジー様の特性や状況を的確に把握しながら、数多くのプロジェクトに対して「第三者検証サービス」を活用いただき、検証エンジニアおよび検証サービスを柔軟かつ安定的に提供するとともに、近年では「アドバイザリーサービス」の活用も受け、KDDIテクノロジー様のプロジェクトマネージャー業務を補佐するリソース提供などにも領域を拡大。従来の第三者検証の枠を超えて、あらゆる品質向上施策をサポートする役割も担っています。

問題点
  • キャリアグレード品質を確保するために必要な体制確保
  • 品質関連事業の拡大と新たな価値創出を行うための人材不足
解決策
  • 業務特性に寄り添い、プロジェクト毎に最適な人材を柔軟かつ安定的に提供
  • プロジェクトマネージャー業務を補佐できる人材の提供
導入効果
  • 様々なプロジェクトで最適な検証体制を構築し、キャリア提供サービスの品質向上に寄与
  • KDDIテクノロジー様のプロジェクトマネージャーの業務負荷軽減により新たな価値創出に寄与

インタビュー

森田様が所属する部門の業務内容をお教えください

KDDIグループで取り扱うスマートフォン、モバイルルーター、IoT機器、映像関連機器、スマートフォンアプリなどの品質検証業務を多く担当し、主に品質検証業務を通じて製品・サービスの品質向上を推進・牽引しています。特にKDDIグループは事業規模も社会的責任も大きく、時には数千万人に及ぶお客様の利用を想定した「キャリアグレード品質」を提供していく必要があります。当社は品質検証業務を通してキャリアグレード品質を実現し、お客様満足度の向上に寄与していくというゴールを目指して取り組んでおります。その部分で、トーテックアメニティやブール・ジャパンの皆様にもご支援をいただいている次第です。

弊社の検証サービスチームはいつからどのような形で関わっているのでしょう

ブール・ジャパンがトーテックアメニティのグループ会社になる前からのお付き合いですから、かれこれ10年くらいになるでしょうか。サービスとしては「第三者検証サービス」を中心に利用しており、当社が受け持つ多くの検証案件について技術や体制を提供していただいております。
また近年、当社としては品質関連業務の拡大を図りたいと考えており、御社の「アドバイザリーサービス」を活用して、当社のプロジェクトマネージャーを補佐するような役割を担っていただくことで、新領域へのチャレンジをサポートいただいております。

外部の検証ベンダーを導入することになったきっかけはどのようなものだったのでしょう

当社も基本的には技術の会社であり、直接手を動かせる社員も多数在籍しております。ただし、検証というプロセスでは、とくに規模の大きなプロジェクトでは当社のみでは必要なリソースを十分に確保できないケースがあります。そこで第三者検証の実行などについては、その道のスペシャリストにご支援いただくのが良いだろうというのが、もともとの導入のきっかけです。
それ以前は、派遣契約などでリソースを確保していたのですが、その場合はイチから検証を行える人材を育てていかなければなりません。その手間を考えると、専門の知識・技術を持つ会社に依頼するのが最善と考えております。
その上で、評価検証のスペシャリストにご支援をいただくからには、検証ベンダー様が持つ技術知見を最大限に活用したいと考えております。更に当社が従来から持つ技術知見と掛け合わせることで相乗効果が生まれることで、高品質な製品・サービス提供を可能とし、当社クライアントやその先のお客様に対してより大きな貢献を出来ると考えております。

10年前は検証という言葉自体がそれほどメジャーではなかったのではありませんか

第三者検証がメジャーになり始めたぐらいの時代で今ほどフォーカスは当たっていなかったと思います。当時はどちらかというと開発側の品質検証支援のような案件が多かったと記憶しています。当社は開発会社であるため、過去は検証単体の案件はそれほど多くなかったのですが、昨今は品質問題に関することがニュースになるなど社会的な温度感が高まってきたことに後押しされて、徐々に品質向上を目指した検証業務が広がってきました。私たちの業務が大きくなってきた歴史とともに、貴社にも徐々に体制を拡大していただいている状況です。

他社検証ベンダー様と比較して弊社の提供サービスや内容に異なる点があればお教えください

まずKDDIテクノロジーにおける検証業務は一般的な業務と少し異なる部分があります。細かい部分はこの場では触れることが出来ないのですが、その点でトーテックアメニティは私たちのニーズに寄り添ったサービスを提供してくれるという点を挙げることができます。
例えば、一般的に検証業務は開発プロジェクトの下流工程ではありますので、開発の遅延などでリスケジュールが発生するなど、特にスケジュール的な影響を受けやすい特性があります。とはいえ、サービスの提供側としては商機を念頭においたリリーススケジュールを組むことが基本であるため、商機を逃せないということを考えると、どうしても最終工程が近い検証工程にしわ寄せが来ます。これはどの会社でも同じだとは思いますが、特に御社には私たちのプロジェクト背景も十分ご理解いただいた上で、開発状況に合わせて様々な体制を柔軟に構築していただけるという点が他社と比べて非常に優れた点と言えます。
また、突発的な案件が発生した場合においても、例として現在お任せしている案件全体を俯瞰的に見ていただいた上で、「トレードオフとなりますが、こういう体制であれば準備が可能」といったようなことを積極的に提案してくださる。これはある程度弊社向けの体制を確保していただいているからこそ実現出来ることなのかもしれません。当社のみではなく当社のクライアントやその先のお客様のことまで考えて寄り添って考えていただけるからこそ、結果として当社としてもトーテックアメニティとしても共に業務が拡大してきている要因と考えております。

そこまで頼っていただけるのは非常にありがたいお話です

もうひとつ、この業界では属人化しがちなのですが、トーテックアメニティの場合は体制提案が中心で、会社として結果を出していこうという姿勢があります。その点も他社様との大きな違いかもしれません。
私たち自身も長年業務を共にする一部のエンジニアに頼ってしまいがちですが、永遠にという訳にはいきませんので、出来るだけ属人化を防止する努力をしています。ただし、要員は限られるため、なかなか実現が難しいのが現状です。その点、トーテックアメニティでは確かに最初は特定のエンジニアが各プロジェクトを主導するものの、その後の社内での後任を立てて要員変更をするのが上手いと考えております。私たちとしては業務効率や精度が落ちなければ要員変更を止める理由もなく、当社案件を対応出来るエンジニアが多いほどリスク低減にも繋がることから、その点トーテックアメニティを活用したいと思える大きな決め手になっています。実際のところ、トーテックアメニティには数多くの案件を担当して頂いているので、結果や実績については私たちよりも御社側の方が成長の実感があるのではないかなと思います。検証業務については複数の専門業者に依頼をしておりますが、10年ほど前から継続してお付き合いが続いているのはトーテックアメニティとブール・ジャパンだけです。

弊社のサービスやエンジニアについて、何かご要望はございますか

現状は主力の第三者検証をお願いする比重が大きいのですが、これからは貴社のアドバイザリーサービスを活用することで、当社のプロジェクトマネージャーもお客様に対して積極的に業務の提案をしていけるような体制を強化したいと思っています。特に当社のプロジェクトマネージャーの業務は多岐に渡り技術的なことばかりではなく、事務手続きや契約交渉などもあります。そうした業務に追われると、どうしても新しい業務提案をすることが難しくなりがちです。そこでトーテックアメニティにプロジェクトマネージャーを補佐するような人員を提供していただけると、当社としても単純な第三者検証実行のみではなく、コンサルティングやサービス開始後の品質改善活動など、私たちとしても新しいことにチャレンジする余地ができ、当社の事業成長に繋がると考えております。

弊社エンジニアについてはどのような評価をされていますか

素晴らしい対応力がある点を評価しています。いくら優秀なエンジニアであっても、必ずしも私たちの案件の進め方や品質についての考え方に適合するとは限りません。検証の対象や方法も時代とともにめまぐるしく変わっていくこと、当社以外では実施できないような特殊な業務もあるため、その場合はイチから技術を習得していただくことになります。その点、御社ではチーム内での技術知見の継承がしっかりできていると見えており、当社社員の手が掛からずに各案件を上手く実施出来ている点が非常に助かっております。
それもあってか、御社からは新しいエンジニアがどんどん参画してくるのですが、それによってパワーやクオリティが落ち込むことは無い点にも評価をしています。若手新卒何年生というような方がプロジェクトマネージャーの補佐に入っても、経験の浅さを感じさせることなくしっかり活躍してくれますから、一体どのように採用や社内教育をしているのかが、当社としても非常に興味深いですし、若手を積極的に提案してくるということは、トーテックアメニティの自信の表れとも捉えています。当社特性をよく理解しての戦略かとは思いますが、ポイントを押さえた体制提案やバラツキのない能力など、非常に感心しています。
このようにトーテックアメニティやブール・ジャパンの強みや技術知見にも頼りつつ、これからも時代の変化に追従しながら共に成長を図っていければ良いなと考えています。

こちらこそ、引き続きよろしくお願いいたします。本日はお忙しいところ、ありがとうございました。

お客様情報

株式会社KDDIテクノロジー
URL
https://kddi-tech.com/
1988年に株式会社KDD研究所(現・株式会社KDDI総合研究所)から独立する形で設立されたシステム開発会社です。画像通信を中心とする開発からスタートし、2000年代には携帯電話関連、2010年以降はスマートフォン/デバイス関連の開発へと事業領域を拡大。「技術で夢を現実に」をコーポレートビジョンとして、KDDIグループで培った技術と知見をベースに多彩な製品・サービスを生み出し、現在はAI、IoT、5Gなどの最先端技術を駆使した新しい価値の創造に取り組んでいます。

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